SAUNA&CURRY URI URIのウリ12 tips to enjoy URI 4/12

4/12URIのおすすめ

“ととのい”のコツ!

16:00 → 17:30 (30〜90min)

サウナ温度は80℃。玉の汗が2回。一気にザブンと肩まで。拭いて、だら〜り。
パンフレットの4コマを、少しだけ長く書きます。「ととのい」はコツで作れる部分と、作れない部分があって、作れる部分はこの4つでほぼ全部です。

蒸気に包まれたサウナ室で、玉の汗をかきながら座る女の子とキツネのイラスト

80℃なぜ80℃なのか:温度と湿度の話

サウナの「熱さ」は、温度計の数字だけでは決まりません。同じ80℃でも、乾いていれば肌はじりじりと痛み、ロウリュで湿度が上がれば、蒸気が肌に触れた瞬間に熱が伝わって一気に汗が出ます。100℃のカラカラのサウナは「皮膚が先に音を上げる」熱さ。80℃にロウリュを重ねたサウナは「内側から温まる」熱さ。URIが80℃をすすめるのは後者を取るからです。

皮膚が限界を迎える前に、身体の芯、つまり深部体温が上がる。これが“ととのい”の下ごしらえです。深部体温が上がった身体を水風呂で一気に冷やし、外気浴でゆっくり戻す。この落差が大きいほど、自律神経の切り替えもはっきりします。80℃でじっくりというのは、落差を作るための遠回りに見えて、いちばんの近道です。

栄の間の蔵サウナには、170cmのフラットな板面があります。寝転んで入ると、頭と足の温度差が小さくなり、全身が同じ速度で温まる。「寝サウナ」は、80℃でじっくり派にいちばん向いた入り方です。

HOW TO“ととのい”の4つのコツ

所要時間の目安: 1セット約30分の中で

  1. ラドルで石に水をかけてロウリュする女の子とキツネ

    サウナ温度は80℃がオススメ!

    100℃の乾いた熱で短時間に攻めるより、80℃にロウリュの湿度を重ねて長く入るほうが、身体の芯まで温まります。皮膚が痛くなる前に、内側が温まる。これが“ととのい”の下ごしらえ。

  2. 玉の汗をかきながらサウナ室に座る女の子とキツネ

    「玉の汗」が2回で、芯から温まった合図

    最初に出る汗はサラサラで、肌に広がって消えます。しばらくすると汗が“玉”になって流れ出す。これが1回目。タオルで軽く拭いて、またすぐ玉になったら2回目。ここが出どきです。

  3. 水風呂に肩まで浸かって両手を上げる女の子とキツネ

    一気にザブンと肩まで水風呂へ

    汗を流したら、足から恐る恐るではなく、息を吐きながら一気に肩まで。じわじわ入るほうが冷たさは長引きます。入ってしまえば、水の膜が身体を包んで、呼吸が静かになっていく。

  4. リクライニングチェアに全身を預けて外気浴する女の子とキツネ

    体をしっかり拭いて、だら〜り外気浴

    濡れたままだと、水が蒸発するときに体温を奪いすぎて“ととのう”前に寒くなります。しっかり拭いて、椅子に身を投げて、目を閉じる。谷の風と、湧き水の音にまかせる。

WHAT IS「ととのい」の正体

サウナ愛好家のあいだで使われる「ととのう」という言葉は、気分の話であると同時に、身体で起きていることの話でもあります。日本サウナ学会の医師の説明を借りると、こうなります。

  1. サウナで身体が熱され、交感神経(緊張・活動のモード)が高まる。心拍が上がり、血中にアドレナリンが出る。
  2. 水風呂で急激に冷やされ、交感神経はさらに高まる。身体は「危機」に備える。
  3. 外気浴で危機が去り、副交感神経(休息のモード)に一気に切り替わる。ただし血中のアドレナリンはすぐには消えない。

結果として、身体は深くリラックスしているのに、頭は冴えている、という普段はありえない二重の状態が数分間生まれます。これが「ととのい」。副交感神経への切り替えは水風呂から出て数分のうちに起きるので、水風呂から外気浴の椅子までは、もたもたしないのが大事です。身体を拭くのは、その数分のうちに済ませる。

そして、感じ方は人それぞれです。パンフレットの言葉を借りれば、「浮遊感がある」「まどろみの中、川のせせらぎだけが鮮明に聞こえる」「気絶する」。栄の間なら裏山の湧き水の音が、八重の間なら納屋を抜ける風が、竹の間なら障子ごしの光が、その数分間の主役になります。

MISTAKESととのわない人の、よくある3つ

1. 熱いのを我慢している

「サウナは我慢」と思っている人ほど、ととのいません。皮膚が痛いのを耐えても、深部体温はそれほど上がらない。温度を80℃に下げて、ロウリュで湿度を足して、長く入る。我慢ではなく、じっくり。

2. 水風呂で息を止めている

冷たい水に入る瞬間、人は反射的に息を止めます。息を止めると身体は硬くなり、冷たさが刺さる。入る瞬間に「ふーっ」と吐きながら沈むと、不思議なくらい楽です。ザブンと一気に肩まで、というのも同じ理由。じわじわ入ると、その間ずっと息を止めてしまうからです。

3. 濡れたまま外気浴している

水風呂から上がった身体に残った水は、蒸発するときに体温を奪います(気化熱)。これがあると、ととのう前に「寒い」が来てしまう。しっかり拭く。パンフレットがわざわざ「体をしっかり拭いて」と書いているのは、ここで失敗する人が多いからです。

竹の間の瞑想サウナ。黒い壁の中に細い間接照明が横に走っている
竹の間の瞑想サウナ。黒一色の壁と、細い光。熱と静けさが、感覚を内側に向かわせます。

SHOT LISTこの回で撮りたい写真

館内の撮影とSNSへの投稿は歓迎です。貸切なので、他のお客さまが写り込む心配はありません。撮った写真は、ふたつのタグを付けて投稿してください。URIが見つけに行きます。商用目的の撮影だけは、事前に許可申請をお願いします。

  • SHOT 1

    サウナハットの横顔、蒸気の中

    ロウリュ直後の白い蒸気を背景に、相手の横顔を。サウナ室の間接照明だけ、フラッシュはなし。スマホは熱に弱いので入ってすぐに1枚。

    サウナハットのつばの影が目にかかる角度が、いちばんサウナらしい顔になります。

  • SHOT 2

    入る前の背中、深呼吸

    水風呂の縁に立って息を吐く直前の背中を、斜め後ろから。水面の反射を画面の下3分の1に入れると、これから起きることが伝わります。

    動画で撮るなら、ザブンの音まで入れて3秒。

  • SHOT 3

    だら〜り、真上から

    椅子に伸びた全身を、立ち上がって真上から。足の先まで画面に入れて、椅子の脚と床の木目を背景に。

    寝ている本人は目を閉じたまま。ポーズを作らないのが「だら〜り」の作法です。

#URIのウリ #URI京丹後

DATA“ととのい”のデータ

推奨温度80℃(棟により85℃・90℃を案内する場合あり。コントローラーで調整可。栄の間は170cmのフラットな板面に寝転べる)
出どきの合図玉の汗が2回(目安 8〜12分)
水風呂息を吐きながら一気に肩まで。目安 1〜2分。全棟とも約8℃まで冷却可
外気浴身体を拭いてから、椅子で10〜15分。寒いと感じる前に次のセットへ
ととのいの正体サウナと水風呂で高まった交感神経が、外気浴で副交感神経に切り替わる一方、血中にアドレナリンがしばらく残る。「深くリラックスしているのに頭は冴えている」状態(日本サウナ学会の説明による)
やめどき頭がぼうっとする、脈が戻らない、立ちくらみ。水を飲んで横になり、次は翌朝に

FAQよくある質問

「ととのう」とは、どういう状態ですか?

サウナと水風呂で交感神経がぐっと高まったあと、外気浴で副交感神経が優位に切り替わる一方で、血中のアドレナリンはしばらく残ります。身体は深くリラックスしているのに、頭は冴えている。この二重の状態が「ととのい」と呼ばれています。浮遊感、まどろみ、音が鮮明になる、など感じ方は人それぞれです。

ととのわないのですが、どうすれば?

よくある原因は3つ。サウナが熱すぎて我慢している、水風呂で息を止めている、外気浴に濡れたまま行っている。80℃でゆっくり、息を吐きながらザブン、拭いてからだら〜り。この3つを直すと、たいていの人は変わります。そして「ととのわなきゃ」と思うほど遠のくので、捉われすぎないのもコツです。

100℃に設定してもいいですか?

設定はできます。ただURIのおすすめは80℃です。高温で短時間より、少し低めの温度でロウリュを重ねて長く入るほうが、身体の芯まで温まり、ととのいも深くなります。熱さに自信のある方も、まずは80℃から試してみてください。

水風呂には何分入ればいいですか?

目安は1〜2分ですが、時計はありません。入った瞬間の荒い息が落ち着いて、手足の先がじんと冷えたら上がる。長く入りすぎると外気浴で寒くなるので、「まだいける」で上がるくらいがちょうどいいです。

外気浴で寒くなってしまいます。

身体を拭いていないか、水風呂が長すぎるか、どちらかの可能性が高いです。しっかり拭いてから椅子へ。それでも寒い季節は、館内着やバスタオルを羽織ってください。竹の間ならリビングでの内気浴という手もあります。

サウナ室で寝転んでもいいですか?

栄の間の蔵サウナは170cmのフラットな板面があり、寝転んで入れます。寝サウナは頭と足の温度差が小さく、全身が均一に温まるので、ととのいやすいと言われます。貸切なので、他のお客さまに気兼ねする必要もありません。

まだ泊まっていない人へ

この12回は、全部“体験の予告編”です。

京丹後・久美浜の谷あいに、サウナ付きの古民家が3棟。1棟まるごと貸切で、スタッフにも他のお客さまにも会いません。水着を着て男女一緒に入れるサウナと、自分で冷やす水風呂、谷の風の外気浴。15:00チェックイン、翌10:00チェックアウト。