WHYなぜ、旅行先の朝食は美味しいのか
旅先の朝食が格別に感じられるのは、その土地の空気や景色、共に過ごす人との時間が五感に響き合って、リラックスした心身が味覚をより敏感にするからです。URIのサイトにそう書いてあって、これはサウナの話とまったく同じ構造をしています。身体がほどけていると、味は濃く感じられる。
サウナに入って、よく眠って、朝サウナで身体を起こした朝。味覚は普段より敏感で、胃はまだ静かです。その状態に合うのは、重い朝食ではなく、やわらかく炊いた米と温かいスープ。URIが中国式の朝がゆを選んだのは、「翌朝の目覚めが軽い」を朝食で作るためです。
HOW TO朝がゆの膳の組み立て方
所要時間の目安: 温め10分前後、食べる時間はゆっくり
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冷凍庫から朝がゆセットを
各棟の冷凍庫に、中華粥と副菜のセットが入っています。¥1,100(税込)。カレーと同じく、備え付けの案内のQRコードからPayPayで。
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温める
パッケージの表示どおりに電子レンジへ。粥は温めすぎると水分が飛ぶので、表示時間を守って。副菜は粥より短めに。
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副菜を選んで、組み合わせる
今日の身体に合わせて、副菜を選びます。朝サウナのあとで塩気がほしければしょっぱいものを、胃が疲れていれば粥と発酵のものだけを。全部のせる必要はありません。自分だけの一膳を。
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窓際で、ゆっくり
器を持って、障子を開けた窓際へ。谷の朝の光と、鳥の声と、粥の湯気。旅先の朝食が美味しいのは、この全部が一緒に来るからです。
ZAOCAN早餐という文化:粥と、副菜と、選ぶこと
中国や台湾、シンガポールの朝は、粥(ジョウ)から始まることが多い。米をたっぷりの水で長い時間炊いて、粒が崩れるまでやわらかくしたもの。広東式の粥は特に米の形がほとんど残らないほど炊き込みます。そこに、塩気のある副菜を少しずつ乗せて食べる。蒸し鶏、焼豚、ピータン、青菜の炒め物、揚げパン(油条)。主役は粥で、副菜は「今日の味」を決める調味料のようなものです。
この食べ方のいいところは、毎朝、自分の身体に合わせて膳を組めること。朝サウナで汗をかいた日は塩気を強めに、前の晩に食べすぎた日は粥と発酵の副菜だけ。URIが「副菜が選べる」と名付けているのは、この文化をそのまま持ってきているからです。パンフレットの言葉を借りれば、「自分の体調に寄り添う一膳を選んでみてください」。
つくり手の田中友規は、シンガポール料理研究家で、日本の発酵文化の研究者でもあります。URIの朝がゆの副菜に発酵食品が組み込まれているのは、その両方の顔の自然な結果。サウナ・睡眠でリセットされた身体に、やさしく栄養を戻す。カレーが「食べるサウナ」なら、朝がゆは「食べる目覚め」です。
MOYA母屋の座敷で
母屋「栄の間」には、座布団の並んだ広い座敷があります。黒い天井と木の床に、低いテーブル。朝、障子を開けてここで粥を食べると、旅館の朝食とも、カフェの朝食とも違う、家の朝ごはんの空気になります。
竹の間なら、書院造の部屋の窓際で。八重の間なら、納屋のテラスを見ながら。器を持って、好きな場所へ。URIでは着替えてレストランに行く必要がありません。食べたいときに、食べたい場所で。朝がゆも、カレー(6/12)も同じです。


チェックアウトまで、あと1時間
8時に朝サウナ、8時半に朝がゆ、9時15分から片付け。10時にはチェックアウトです。最後の1時間のやることは、パンフレットの最後のページに4つだけ書いてあります。12/12 再見!スムーズなチェックアウトへ。


