HISTORYオロポはどこから来たのか
オロナミンCとポカリスエット。どちらも大塚製薬の商品ですが、この2本を混ぜる「オロポ」は、大塚製薬が作ったものではありません。発祥とされるのは、東京・西麻布で1995年から営業しているサウナ「adam・eve(アダムアンドイブ)」。その前身で、1991年に麻布十番で開業した女性専用サウナ「イブ」では、オロナミンCとヤクルトを混ぜた“オロヤク”を出していたそうです。ところが大量に汗をかいたあとでは甘すぎるし量も物足りない、という声があって、初代社長の発案でオロナミンCをポカリで割ってみたら大当たり。それがサウナブームに乗って、全国のサウナ施設の定番になりました。
つまりオロポは、「サウナのあとに何を飲めば身体がいちばん喜ぶか」を現場で試し続けた結果です。レシピはたった2行。でもその2行には、30年分の汗が入っています。
HOW TOオロポの作り方
所要時間の目安: 作るのは2分、ジョッキを冷やすのは1時間前から
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ジョッキを冷蔵庫に入れておく
チェックインしたら、サウナのスイッチと一緒に、ジョッキを冷蔵庫へ。オロポは温度が命。ガラスがキンキンに冷えているだけで、味が一段変わります。
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オロナミンCを1本、投入
冷えたジョッキに、オロナミンC(120ml)を1本まるごと。瓶の口をジョッキの縁につけて、泡を立てすぎないように。
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なみなみにポカリを入れる
あとはポカリスエットをジョッキの縁まで。比率はオロナミンC 1に対してポカリ2〜3が黄金比と言われます。混ぜなくても、注ぐ勢いで十分に混ざります。
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サウナードリンク、オロポの完成
ひと口目は外気浴の椅子で。炭酸は抜けやすいので、作ったらすぐに。氷は入れないのが通の流儀(薄まるから)。
SCIENCE理屈はこうです
サウナで流れる汗は、水だけではなく塩分(ナトリウム)やカリウムといった電解質を一緒に連れていきます。水だけを飲んで補うと、身体の中の塩分濃度が薄まって、かえってだるくなることがある。ポカリスエットは体液に近い電解質バランスで作られていて、水分と一緒に失った塩分を戻してくれます。これがオロポの土台。
オロナミンCが担当するのは、ビタミンCとB群(B2・B6)。ビタミンB群はエネルギー代謝に関わり、サウナのあとの疲労感に効くと言われます。そして炭酸。炭酸の刺激があることで、ぐびぐび飲めてしまう。ポカリ単体だとちびちびになりがちな人も、オロポなら1杯いけます。これも立派な「飲みやすさの設計」です。
そして、パンフレットの最後の一文。「あと、味がうまい。」。理屈はいろいろありますが、たぶんこれが本当の理由です。




